May 22, 2007
札幌で美容室
札幌に到着して12時間後に行ったところ。
それは美容室(笑) 今回は僕が切ってもらう立場。やはりブリスベンで上手にカット&パーマができる人を探すのは至難の業です。毎年日本に帰る時は美容室に行ってきます(笑)
今回は3週間前にMIXIで「札幌」「30歳前後」「美容師」で検索したところ、ヒットしたのが3件ありまして、僕が「一年間、自分で髪を切っているんです~」と泣きつきのメールを送って、「私でよければ良いですよ~」と快く返事をくれたのが、ここの創'sでトップスタイリストとして働いている小玉さんです。

とても可愛らしい美容師さんで、笑顔も素敵で技術も確かです。(僕が言うのだから間違いないでしょ!?)気さくな感じで、話していても楽しいし、気が利くし、やはり美容師はこうじゃなくてはいけませんね♪
本当に美容室でカット&パーマをしてもらうなんて2年以上振りです。髪をやってもらえるって嬉しいですよねぇ~♪ 本当に美容師さんてば素敵な職業♪なんてね、しみじみ思いました。

強めのスパイラルで巻いてもらって、無国籍な感じになりました♪うれしぃ~~!また来年もお願いしたいです<(_ _)>

いつもと逆の立場。絵的には凄く面白いと思いません?(笑)
今までは当たりが悪かったのか、僕が美容室へ行ったらイヤな顔されていたのですが、今回はアシスタントの子も普通に接してくれて嬉しかったです。
札幌在住で美容師を探している方がおりましたら。
大通りにある「創’s」と言うサロンの「小玉」さんを指名して下さいね♪ 「オーストラリアのYasuの紹介です」と言えば、もっともっと良くしてくれますよ、きっと。ねっ!たまさん!?
Mixiにもコメントどうぞ
美容師じょぶらんきんぐ
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投稿者 yasu : 12:50 AM
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March 05, 2007
努力?頑張る?
「努力」「頑張って」-好きな言葉なんだけど嫌いな言葉(笑)
決して現在進行形では使いたくない言葉です。おいおいYasu意味がわかんねぇ~よ!って思うでしょうが、僕がいつも思っている事なんです。
「今、俺は頑張ってるなぁ~」とか「今、俺は努力している」なんて感じている時点で、まだまだ足りないし、おこがましい。。。本当に頑張っている時って、必死だし真剣だし「頑張っている」なんて感じている暇なんてない、目の前の事をやりこなすのが精一杯で自分の事を「俺って今、努力してるぜ」なんて思う余裕はない。
過去を振り返って見て・・・
「あぁぁ、あの時は頑張ってたなぁ~」とか「あの時は努力していたな~」と、振り返った時に感じるものであって、現在進行形で思っている時点で失格、まだまだ足りないし、力を出し切っていない証拠だと思ってる。まだ未来形で使うなら良いかもしれない、これから頑張って進んでいきますと言う意味なら理解できる。
自分が19~24才までの5年間と言うのは、必死だった。世の中の出来事がこの5年間空白なのだ、好きなスポーツも、芸能人、ドラマ、ニュース、世界情勢、政治も経済も何もかも知らないし憶えていないのだ。19歳ー24歳の間だけ、自分の中の歴史が空白。まるで檻の中にいたように。
何をしていたかと言うと、練習していた。他人が5年で覚える仕事を自分は3年で覚えようとしていた。みんなが人の3倍練習するのなら、自分は5倍練習していた。当時の先輩は理論的に質問しても答えれる人は皆無で、いつも「いいから見てなさい」だった。僕は理論的に人に説明できるようになりたかったのでノートに書き留める作業もし、休みの日は他のサロンやメーカーさんを尋ねて理論的な答えを求めでかけたし、もちろん講習会も参加し休日でも練習しにサロンへ行った。
間違っても、その5年間の間は「努力してるぜ俺!」なんて一度も思わなかった。「これでいいのだろうか?」と不安だったし悩みながら進んで、不安解消のための練習だったりした。教える事によって自分も復習になり技術アップする事を覚え、進んで後輩指導をした。
もし、この時に「俺は頑張っている」なんて自画自賛していたら、今の自分は無かったような気がする。いつも上を目指して満足することなくコツコツと一歩一歩、頭を使いながら体もつかい練習していたから人より早く技術を身につける事ができたと思ってる。
今、当時を振り返って初めて、あの時は努力してたなぁ~頑張っていたんだなあ~と言える。
お客さんで税理士さんがいる。ブリスベンを拠点に世界中を飛び回っている素晴らしい方である。関西出身だからなのか、巧みな関西弁で場に和みをかもし出すテクニックも素晴らしい。この方も、やはり25歳前後に5年くらいは世の中の事が分からない空白部分があると仰っていた。30歳代後半~40歳代後半にかけてある程度の地位にいる人というのは、我武者羅に頑張って努力をしていた期間が25歳の頃に3~5年はあるのでは無いかと、僕は分析する。しかし当時は頑張っていたという自覚は無いのだ。
もしかして人生の基盤である25歳前後に我武者羅(がむしゃら)の時期がある人と無い人では40歳頃になって差がでるのではないか。周りの知人でも大学~20歳代後半にかけて合コンなんかで遊んでいた奴らは30歳代後半で差がでてるような気もする。もちろん全部が全部ではないが。
自分は今どうだろうか、見つめなおす機会があった。間違っても今のじぶんには、頑張っているかどうか感じている余裕がない(良い前兆だろう(笑)) 周りの人達は「Yasuはコツコツ努力して偉いね」って言ってくれる人がいるが、滅相も無い!とんでもないです。僕が本当に努力していたら、僕のイメージ通りに進んできていたら、悪いけどこんなもんじゃないです(笑) 凄い人物になってるよ~(爆)
結局人間って弱い生き物で、コツコツやってはいるのだけど不安になるときがある。でもそれを払拭させるために練習だったり勉強だったり。お金を頂く状況で失敗は許されないし最高の技術を提供して、それで初めてお金を頂ける。その時の為に、不安を取り除くためにコツコツ何かをやっているわけで、それは努力と違う、一生懸命頑張っているなんて口が裂けても言えない。学業もそうだろう、社会にでて仕事相手に対してお金を頂ける技術と知識を身に着けていないと恥である。
きっと5年後、自分を振り返って見た時、「あぁぁ~あの時は頑張っていたなぁ~努力してたよなぁ~」と言える自分になっていたいと切に思う。
でも他人には声をかけてしまう「頑張ってね!」ってね(汗;
嫌いな言葉だけど、便利な言葉。過去形で使うには最高な言葉だし、他人に応援したい時に使うには便利な言葉。。
5年後に使いたい言葉 「一生懸命頑張ってたなぁ~、あの時」
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投稿者 yasu : 11:26 PM
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January 13, 2007
探究する
理美容師に限らず、どんな仕事でも趣味でもそうだろうけど、覚えたいと思ったら…、成長したいと感じたのなら自分で工夫して、意地でも覚えてやる「このやろ~~」という強い精神力を持たないと成長できません。
でも、ただ「覚えたい・上手になりたい・ライバルを追い越したい」と念じていても、ロウソク頭の上にのせて5寸釘を打ったって(←なんでやねん 笑)、そんな簡単には身に付くはず無いです。
教科書読んで技術が身に付くなら、机に座って本読んでる人がチャンピオンになっちゃうし(笑)オリンピックでも金メダル取れちゃうでしょう。
そこが教育と実際の現場との違いです・・・・テキストに書いてあることを読んでも、自分の身体に覚えこませないと自分のものになりません。美容師もそうです、営業やセールスだって本を読んだだけでトップになれません、調理師だってレシピ読んだだけで一流のシェフになれっこないですもの。
そこで必要不可欠なのが探究心と探求心、もう字の如くなので説明するまでもないけど、探究とは「物事の在り方や真相などを深く考えて明らかにする事」。探求とは「あるものを得ようとして探し求める事」。つまり、深く深く考えて、それを探し求めるって事。
つまり、「探求」+「探究」=「研究」 って事なんです。
うちの弟は研究職についていて彼のほうがプロですが、あえて理美容師の僕から言わせてもらえば
研究とは「自分で問題を設定し、自分で解答すること」だと思ってます。どう?あってる?弟よ(笑)
まっ、僕の経験からなんですが、研究をする上で重要なことが二つばかりあります。一つは「どれだけ大切なポイントを押えて疑問点に上げ、自分自身で問題提起をするか。。。」
例を上げてみれば、たかがシャンプー。でもあの先輩がシャンプーをしたらお客さん全員が気持ちいいって大絶賛、シャンプー台でウットリと眠っている。自分もそんな先輩のようになりたい!!!って思ったら・・・・・
まず「なんでだろう?」と思う。先輩の手や腕の動かし方を分析、自分の髪も洗ってもらって指の当たり具合を盗む。それを忘れないように脳ミソにインプットして、家に帰ってから風呂場で自分の髪を洗う時に、力加減を探す。お客のように一緒に寝てはいけない(笑)
どうしても左手が先輩のように動かない。坊主になったマネキンをもらって、家でも練習、バスの中でも自分の膝頭を頭に想定して左手の動く練習。今度は、その先輩に「お願いです、シャンプーさせてください」って頼み込んで、アドバイスをもらう。「そうそれ上手!」って一言でも言われたら、絶対に死んでもそのポイントは忘れない、いや忘れられない。もう24時間シャンプーのことばっかり。他の先輩がシャンプーしているのも、いつも横目でジーっと見てチェック!
リズムはどの程度で、強弱のポイントは・・・、それじゃ髪の薄いお客さんには優しくあらってあげ、汚れているお客さんは痒いだろうから少し長く洗ってあげ・・・・・もう例を上げればきりがない(笑) 実際に僕がインターンの時に行なっていた事である。もし、シャンプーのポイントについて書き上げるとしたら、原稿用紙5枚は必要。今でも「こうしたほうが気持ちいかなぁ?」なんて考えている。
もうお分かりかと思うが、研究において二つ目の重要な事というのは、自分の提起した問題を、「これだぁ!」って発見して問題を解き、答えを脳裏に焼付ける事。
四六時中シャンプーの事で悩んで考え抜いて、これだぁ!って出た答えというのは絶対に忘れない。逆返せば、いつまで経っても覚えられない、上達しないというのは、そこまで真剣に24時間夢の中までシャンプーについて考えてないからだし悩んでいないからだ。悩んで悩んで悩み抜いて、どうしても知りたいって考えて、答えを発見したときの喜びは成長するうえで絶対不可欠。
研究する気持ちの薄い奴は、どんなことをしても薄っぺら。必死になって夢でうなされるくらい頭の中で考えて、実際に身体で覚える。頭と身体が一体になってないと駄目である。
なので、自分で問題提起する時は、いつも上の上を目指して進まないと、簡単な問題を解いた所で感動なんてありゃしない。
研究の仕方を覚えてしまえば、職種が変わっても基本は同じ。問題提起をして、華麗に答えを出し問題を解いていくのだ(成長していくのだ)。それがまた快感に変わる時がくる(笑)
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投稿者 yasu : 08:34 PM
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January 08, 2007
指示待ち症候群
この年末・年始にかけて、色んな人と会ったり、日本から電話が来たり、話をする機会が多くあった。
もちろん仕事の話にもなり、職場環境の話になる。僕もずっと感じていた事なのだが、ここ数年、マニュアル型人間が多いような気がしていた。言われた事はキチンとこなすが、それ以外の事はやらないのだ。それが、わざと行なわないのではなく、本当に頭で考えてないので、やらないのではなく 「できない」 のだ。
マニュアルに載っている事はキチンとできる。掃除なんていうのは毎日同じ行動をすれば良いので、そういう事は完璧にこなす。しかし、そのマニュアルから少しでも外れると、気づかないのか出来ないのである。Don't ではなく Cannot である。
僕が好きな歴史上の人物で、旧大日本帝国海軍連合艦隊司令長官だった山本五十六(いそろく)がいる。そんな役職にも関わらず、最後まで日米開戦には反対していたと言うから驚きである。その山本氏の言葉で・・・
「実年者は、今どきの若い者などということを絶対に言うな。なぜなら、われわれ実年者が若かった時に同じことを言われたはずだ。」
全くその通りだと思う。…がしかし、僕らの時は、そこまで酷くは無かった。真剣に誰よりも仕事が上手になりたかったし、みんなが5年かかって覚えるのなら自分は3年で覚えたかったから必死に頭を使った。自分の頭で考え、行動を起こし、先の先を読んで仕事を取る。
しかし、言いたくはないけれど、最近の若者に「指示待ち症候群」の保持者が多いこと(涙)。命令以外の事は頭が働かない。本人にしてみれば言われた事を忠実に守っていて、何で怒られるか分からない。
心当たりのある人もいるかもしれないので、簡単に例を出して説明しよう。日本の社会問題にまでなっている「指示待ち症候群」の一例です。
「お客様に雑誌をお渡しして」と命令をする。そうしたら、一日中、朝~閉店まで、全てのお客様に「雑誌は如何ですか?」と差し出す。例え、スタッフとお客さんが話に花が咲いていて盛り上がって笑っている最中でも「失礼します、雑誌は如何ですか?」と差し出す。
命令された子は、言われた事を完璧にこなしています。間違いでは無いですよねぇ~「お客様に雑誌を渡しました」と胸を張って言うかもしれません。
でも僕が言いたかったのは「あの、暇そうに、ボーっとしていて退屈そうなお客様がいるから、お客様の年齢に見合った雑誌を2冊程度選んで、雑誌でも読んで時間を潰してはいかがですか?とお伺いを立てなさい」という意味で言った。誰も楽しそうに会話をしている人に割って入って本を出せとは言っていない。会話を楽しんでいる最中に誰が本を読むかっ!
さて、キチンとプログラムを入力しなかった僕が悪いのか? 状況を頭で判断すれば「どうしてYasuは雑誌を出せと命令をしたのか、会話中の人は雑誌を読むだろうか?」分かりそうなものだが、「支持待ち症候群」の人には「そこまで支持されていない」のであろう。。。
「次のお客様を案内して」と命令をするだけでは駄目で、「床に落ちている髪の毛をキレイに掃いて、椅子も毛が付いてないか確かめて、付いていたら拭き取って、それから次のお客様を案内してお客様の手荷物を見える安全な場所に置いて、それでは担当の●●が直ぐに参りますと言ってお客様を安心させて、必要なタオルやクロスを用意してワゴンの上に置いて下さい」と毎回のように言わないと出来ないのが指示待ち症候群。
もちろん入店して数日しか経っていない子であれば教えなくてはならないのだが、もう1年近くも経っていて、みんなの行動を見てるはずなのに、何回も同じ事を言われていても、指示を受けないと出来ないというのは、素直だからなのか?頭を使ってないからなのか?僕には分からない。
毎回、毎回、指示しないと動いてくれないのは、コンピューターと同じである。機械を相手に命令するのであれば、ボタンを押さなければスイッチも入らないのは当然(笑)僕の感情を読み取って、家に帰って来たら自動でパソコンが起動し、メールチェックを自動でしてくれ、返信できる準備までしてくれるわけないもんね(笑)
しかし、人間までもが細かな指示を毎回毎回受けなと動けないと言うのは、日本の教育にも問題があるようだ。。。言われた事だけをキチンとこなしていれば親からも先生からも褒められるから?余計なことをして怒られるくらいなら、言われた事だけをやってればいいから??
そこで、前出の山本五十六の言葉の続きに
「実年者は若者が何をしたか、などと言うな。何ができるか、とその可能性を発見してやってくれ。」
との事だ。 「頭で考えなくても済むような」可能性とは何だろう・・・・。
問題は、そういう「指示待ち症候群」の子達を、どう使って行けば良いのか。僕らの年代・立場の人間が考えなくてはいけない時代到来だと言う事だ。
皆さんの立場では、どう対処してますか?アイデア募集します(まじ)
【指示待ち症候群】
言われたりマニュアルがないと何もできない若者の症状。マニュアルがないと何もできないこともある。子供の行動に対し大人が言葉で簡単に近道を教えてしまうと、やり遂げた感動が生まれず指示待ち症候群となる。
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投稿者 yasu : 01:03 PM
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December 27, 2006
日豪美容師格差(其の二)
先日の「日豪美容師格差」の投稿に対して日本のHILOさんからコメントを頂きました。
HILO☆美容師日記
その中でとても良いことを記されていたので、もう一度この話題について補足説明をさせて頂く事にしました。それは、日本には丁稚奉公という日本独自の制度があります。日本の昔から伝わるとても良い風習でして、良いものは守って行き続けたいとの事。
本当に僕も同感です。間違っても豪州には丁稚奉公や御礼奉公という類のものはありません。以前、日本では西洋にならって、御礼奉公という風習は労働の自由の妨げになると問題になりました。看護師さんの世界で取り沙汰されたのが10年くらい前だったでしょうか。
だからこそ、日本の技術を学んで日本人・日本のファッションが好きなアジア人に対して仕事をしたいと思うのであれば、日本人である僕らは良い制度の中に飛び込んで仕事を身に付け、それから海外に出ても全然遅くは無いと思うんです。
英語にしたってそうです。僕が尊敬する数学者のPeter Frankl/ピーター・フランクルはこう言っていて。。。
「12カ国語を中学生レベルで話せるより、1カ国語を博士課程レベルできちんと話せる方が立派」 「本当に必要なのは母国語で自分を表現する力をつけること」なのである。
英語については、後日テーマにあげるとして、理美容についても同じ事が言えよう。僕ら日本人が一番ビジネスをしやすい相手は日本人である。言葉の壁も文化の違いもないですからね(笑)それなら日本の技術、日本人向けの技術をキチンとできないで、他の国の技術を身につけようとしても、結局は「12ヶ国語を中学生レベルで話す」になってしまう。二頭追うもの一頭も得ずである。
西洋の国は、個人主義です。日本にいれば、サロンのお客さんを皆でお迎えをして、スタッフ全員のお客様にサービスをする。技術も皆で教えあって、サロンの売り上げを上げるのが目標。もちろん個人売り上げも出すけど、一番はサロンの売り上げを一番に考える。
しかし、僕が働いているサロンはスタッフ全員オーストラリア人。基本的に個人個人が成り立って一つのサロンが成り立っている。僕が個人で広告費を払い、僕の個人売り上げで給料が決まる。日本人やアジア人のお客様に満足してもらうように、日本の雑誌も自腹、日本のパーマ液も自腹。
だから、シャンプーも他のスタッフにはさせない。僕の大切なお客様、西洋のシャンプーのように泡を立てて揉んで終わりというシャンプーでは日本人は満足いかないのは分かっているから。
日本人のアシスタントがいるが、彼は未だに日本のシャンプーとは程遠い。ダブル・ブッキングや、どうしても・・・と言う時以外は日本人であろうが誰にもシャンプーはさせないようにしている。それは『僕の』お客様であり、サロンのお客様では無いから、日本国内のサロンの標準レベル以上のシャンプーができる人間が現れない限りは『僕の』お客様には触らせない。
もし、僕が日本国内で働いていれば、そこまではやらない。サロンのスタッフはシャンプーだってトコトン練習して上手ですし、サロンのお客様ですからね。逆に1人締めしてるって店から追い出されてしまう。個人プレーは嫌われますから(笑)
もちろん、僕がこうして技術を身につけたのも、無償で仕事を教えてくれた先生達がたくさんいたからで、全然違うサロンの先生のところに押しかけて行って、練習会に参加させてもらったり、札幌から東京まで飛行機で練習会参加したりしてましたから。でも教わった技術を生かすも殺すも自分自身ですけどね。
その先生方に少しでも恩返しの意味を込めて、日本にいたときは無料で塾を開放して、若い他店のスタッフに仕事を教えたり、何の惜しみもなく夜中までやっていました。すごく有意義なボランティア?でした。
ただ、ここはオーストラリア。日本とは違います。社会が違います。その中で無償で仕事を教えてくれる人なんて、そういません。うちのケイティ(見習いの女の子)だってカットコースをロンドンまで有給休暇を使って習いに行くくらいですし、カラーだってウエラのカラー教室に行って勉強してきます。誰も閉店後に残って教えてくれる人なんていません。真っ先に帰ります(笑)
僕も、このサロンに来てから、日本にいた時のように閉店後に無償で仕事を教えたりしました。でも日本の中で競争している子達の方が必死に仕事を覚えるんですね、何が何でも仕事を覚えたいんですって、一つ教えれば察知して二つも三つも覚える。自分の時間なんていらない、全てを技術取得にあてたいと言うオーラーが出てる。だから、もっと教えて上げたいと思える。教え甲斐があるんです。
でも、どうしてなのか、このサロンに来てから日本人(日本で経験の無い、豪州の学校卒業生)にも何人か教えて来ましたが、一つ教えても二つ忘れていくし、何が何でもくらい付いていくというオーラが無いんです。オージーと同じようなペースで同じようにノンビリで、ゆったり海外生活を楽しみたいのか?言われるから言われた事だけをやってるようで、必死に覚えようとする切迫感が全然僕には伝わってこないんですね。それで、僕は時間を掛けても前に進まないのなら無駄と判断し、教えるのを辞めました。海外に来てまで無駄な時間を過ごしたくないですから。教え甲斐が無いのです(涙)
僕も教えることをボランティアとは思いません。でも教わる側の必死さとヤル気にもよります。僕の「教えたいぃぃ~」心を擽ってくれた若い人達は日本ではたくさんいましたから。日本の社会では普通な事も、海外では異常になるのかもしれませんね。
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投稿者 yasu : 08:56 PM
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December 18, 2006
日豪美容師格差
留学エージェントさんとのお付き合いもあるので強く言えない事もありますが、「美容師」については言っちゃいます(笑)
オーストラリアの美容師専門学校へ行って、美容師になれるか?と聞かれる事が多々あります。問題は「どんな美容師になりたいの?」です。
「日本で修行して一人前になったような美容師」には成れません。99.99%無理です。逆に日本で辛い練習に耐えて一人前になった理美容師さんに失礼です。
それじゃ、オージー相手の美容師だったら? それは英語力の問題なので、普通に1時間とかネイティブのオージーと会話を続けれる英語力があれば可能かと思います。ちなみに僕はそこまでの英語力はありませんが(笑)
それじゃー、どうして日本人美容師のように成れないか。0.01%の可能性は何かをお話しましょう。
まず、日本と豪州の美容専門学校で習うことから違います。髪質、頭の形、美的感覚が違いますので、教える事も、習うことも違います。
将来、オージー相手に仕事をしたければ豪州の教育を受けるべきです。日本人相手もしくは日本のスタイルが好きなアジア人相手に仕事をしたければ日本で教育を受けるべきです。
サロンに入店してからが丸っきり違います。ここからハッキリと差が出てきます。
まずは・・・
〔日本でスタッフを数人抱えて頑張ってるサロン〕
練習会が毎日あります。休日も講習会やら勉強会で練習してます。営業時間にもよりますが、僕の時は夜中の12時や1時まで、コンテストが近くなってきたら夜中2時まで練習してました。365日、お正月も人形の頭を実家に持って帰って練習してました。
一ヶ月30日間あったら、練習も30日行なっていて、営業時間も12時間近くはありますので、実際にお客さんに触れている時間も先輩の仕事を見ている時間も長くなります。
その結果、5年経ったら、カットもパーマも、カラーや縮毛強制まで、一通りできるようになりますし。日本人の流行や、日本人に合うスタイル、好みに合う仕事をみっちりと身に着けます。
指導者も、日本人のお客様に受け入れられるテクニック、好んでもらえるようなマナーから勉強して教えますし、探そうと思ったら良い指導者はたくさんいるので、勉強する環境はバッチリです。
〔オージーサロンの場合〕
みんな、5時になったら帰ります。もうサロンの中にいません。練習会なんて一ヶ月の間に一度あれば良いほうです。一度の練習会だって、2時間~3時間やれば終わりです。あとは営業中に教わったりしてますが、日本との差は歴然。
日本は毎日3~4時間は練習。少なく見積もって3時間×30日で90時間は練習している計算になります。ところが、こっちは一ヶ月に多く見積もって3時間?30分の1しか練習してません。
なので、こっちの美容師さんは分担制が多く、カットはカッターが行い、カラーはカラーリストが行なう。っていうか、その程度の練習で日本のように何でもオールマイティにできるようになるのは無理です。同じレベルになるには30倍時間が掛かると言う計算。。。
日本で5年で一人前とすれば、5×30で、豪州では150年かかります(苦笑)
指導者も、オージーの美的感覚に合わせて、西洋人の髪質と骨格に合わせての指導になりますので、日本人の好みとはかけ離れます。どんどん差が出てきますね。
0.01%の可能性は何か?よほど人の良い「日本で経験のある日本人美容師さん」を見つけ、毎日のように何時間も指導を受け、営業中もその人の仕事を見て盗み、コツコツとメモを取って、自分でも家に帰ってから復習をして質問を次の日の朝に聞く。
そんなボランティアをしてくれる人が豪州にいるとは思えませんが・・・(苦笑) 僕だってイヤです、そんなボランティア(笑) 赤の他人に自分の貴重な知識、大切な時間を無償で提供するために苦労して20年間も理美容師やってるわけじゃありません。
冷たいようですが、海外で働いている有能な美容師さんで「僕は無償で毎日夜中まで見ず知らずの人の指導をするために日本の生活を捨てて海外に来ました!」と言える人がいるとは思えませんが。でもいるかもしれません。
日本人経営者で豪州内でサロンを出店しているところだって、何も練習会をするために海外出店してるわけじゃありませんし、日本で少しでも経験があって「日本の仕事」ができる子がワーホリで来ますから。そっちの方が人件費も安く済むし(これは違法ですが) 教える手間も省けるので、わざわざ技術がオージーの日本人を雇う必要はないわけです。
以上の理由から、豪州の美容師養成の専門学校を卒業して「日本人美容師」には成れないでしょう。でも100%とは言ってません。頑張って良い指導者を見つけて下さい。
但し、永住権を取る手段として考えるのであれば、こっちのHairdressing schoolは良い選択肢になるでしょう♪
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投稿者 yasu : 10:06 PM
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July 23, 2006
幸せな人を見てると、幸せな気分♪
先日のブライダルのリハが終わり、本番を向かえました。
「時間もたっぷりあるし、余裕だね~」なんてノンビリ構えていたら、最後には時間がなくなって、ドタバタしてしまった(苦笑) ごめんねぇ~花嫁さん!
でも、幸せな人の笑顔を見てると、どうしてか自分も幸せな気分になれる♪
と同時に、花嫁さんのお父さんの後姿に何とも言えない哀愁を感じた。きっと嬉しいような寂しいような、複雑な気持ちなんだろう。。。同じ男として感じるものがあった。
自分が、この幸せな花嫁さんの、おそらく一生で一番キレイな日に遭遇できた事に感謝したい。
写真は、白黒に画像処理をしてフィルターをかけてぼかしました。
↓

今回の花嫁さんを創るに当たって、色々と勉強になったし、考えさせられたことがたくさんあった。
まず、コスメを幅広く取り寄せておかないと、クライアントの要求がどんな風に来るのか分からない。下地もカラーコントロールをしっかりしておかないとファンデが厚塗りになってしまうし。リップだって、グロスだけ「タップリ」というオーダーも不可能ではないが、やはり「グロスだけ塗ったような風合いに見える口紅」を塗っておかないと、アッと言う間に落ちて剥がれてしまう。
よく聞くのが、ブライダル専門のメイクさんで、もう慣れっこになってるメイクさん。「結婚式だから、リップは赤ね~、アイラインは黒で~、ファンデは白じゃなくちゃ花嫁さんじゃなくなるから~」って決め付けて、型にはめてしまいがち。。。
でも、今回感じた事は、「その人らしさ」をどうやって引き出すか、結婚式の花嫁はこうでなくちゃ駄目という決まりは無いのだから、その人や会場の雰囲気にあっていればOKなわけで、何よりも本人が納得して、来賓に来てくれた友人知人から「キレイだね~、かわいいねぇ~」って言われる事が一番大切だと思った。
ナチュラル・メイク、普段の花嫁さんらしさ、もっと自由な発想で、一人一人に合うオーダーメイドでメイクもヘアーもできれば、もっともっと花嫁になる人達は、一生で一番キレイな日に出会えるのではないかと思う。
がんばって、勉強しなきゃねぇ~、世界中の日本人美容師、日本人ヘアー&メイクアップ達よ!もちろん俺もだぁ!
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投稿者 yasu : 09:14 PM
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July 13, 2006
ブライダルのリハ
結婚式用のヘアーとメイクを承りまして、先日リハーサルを行いました。
アップスタイルを何点かつくり写真を撮り、メイクもファンデの色を合わせるのに、塗っては落とし、塗っては落としと・・・・写真を撮りながら夕方6時から始めて、終わったら9時半過ぎてました(汗;
一生に一度の大切な日(二回や三回ある人もいるけど(笑)) 女性が一番綺麗でいられる日、舞台のヒロインになれる日。それが結婚式。新郎が主役では無いのだ、新婦が主役の日なのだ!
今まで、たくさんの女性の結婚式談を聞いたけど、その度にブライダル・メイクの難しさを思い知らされる。だからリハーサルは絶対に必要だと思う。お金の問題じゃない。
数ヶ月前、ブリスベンでの結婚式にお呼ばれされたからって日本からKちゃんが来ました。その日本人の花嫁さんの写真を見せてもらったけど、ビックリでした。目の上は真っ青アイシャドー!ほっぺはまん丸ピンク、唇は真っ赤っ赤、顔は真っ白・・・・。いくらなんでも、写真に残るんだから、もっと今の日本人っぽいメイクはできなかったのだろうかって疑問が湧いた。
お客さんからも良く聞くのが、「目がパッチリしすぎた」、「ファンデが白すぎて…」、「チークが濃すぎた」、「眉毛がハッキリしすぎた・・・」。話を聞いているとせっかくの思い出のブライダルが気の毒でならない。たぶん、カメラマンがたくフラッシュを浴びれば、メイクもハッキリ出てこないので丁度よいのかもしれないが、友人知人が取るたくさんのスナップ写真では、モロにメイクの色が浮き出てしまうんだろう。
そんな予備知識がたくさんあるので、僕のクライアントには嫌な思いはさせたくない。時間をかけて希望を聞いて、その希望をかなえてあげるのが僕らの仕事だから。お金なんて問題じゃないんです。お金をもらうのは僕の仕事ではなく、希望をかなえてあげるのが僕らの仕事です。
100人100色。億人億色である。全員好みが違うわけで、「これがブライダル・メイクです」って既製品を売りつけてはいけないと思う。リップがグロスだけで良いと言う人もいれば、まつ毛はバッチリしたいって言う人も、またはその反対でまつ毛がバサバサするのはケバイから嫌っていう人も。。。。最近の傾向はナチュラルっていうけど、それも個人差があるから難しい。
そんな希望に合わせて仕事をするためには、やはりオーダーメイドで仕上げていかなくてはならない、それにはクライアントのイメージをできるだけ聞きだして、応えてあげなくては。。。でも簡単な事ではないんだよねぇ~(しみじみ)
打ち合わせしながらの風景です。クライアントから写真掲載許可を得てないのでボカシが入っていますがご了承下さい。

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投稿者 yasu : 10:36 PM
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June 08, 2006
スクラップ・ブック
ここ数日間、スクラップ・ブックを作っている。
かなり前から、雑誌や専門誌などから切り抜きだけは保管していたのだけど、丁度良いスクラップ・ブック用のフォルダーが豪州には無く、日本へ帰国した時に買ってきた。
ファッション雑誌から、フォトグラファーという視点で参考になるショットを切り抜いて、メイクのコーナーやコスメの広告などのモデルさんのメイクで気になる写真を切り抜いて、もちろん、ヘアースタイル特集などがあればメンズ&レディース共に切り抜いて保存している。
こんな感じです↓

約、一年前の雑誌の切り抜きと比較してみると「うーん、変わってるような、変わってないような・・・微妙だなぁ~」というのが感想。しかし2年前のと比べると、絶対に古臭さを感じる。日本の流行は本当に早い、海外生活をしながら日本の情報を仕入れるのが至難の技だけど、これもメチャクチャ楽しんでいます。
やっぱり、日本の雑誌を取り寄せるのが一番お金がかかりますねぇ~(涙)シドニーの紀伊国屋と定期購読して仕入れていますが、送料込みで日本の3倍はしますからねぇ~、業務経費だから買えるようなもの。。。
フォトグラファーとしての勉強。
メイクアップ・アーティストとしての勉強。
ヘアードレッサー(理容&美容師)としての勉強。
色んなものをみて吸収していく努力というのは、年齢や経験は関係ないもんね。勉強をストップした時が、リタイアする時だと思っています。まっ勉強をしないで日本人美容師!ってうたっている美容師さんも多いですが、もっと勉強しましょう~。
誰のためって? それは、来てくださっているお客さん達の為に、自分の時間を割いて勉強し研究するのです。
決してお金のためではありません、自分のためではありません、自分を信用して指名してくれ足を運んで来店してくれるお客さん達の為に、裏切らないために勉強し練習するのです。それはお客さんが飛びっきりの笑顔で「ありがとう!」って帰って頂けた瞬間に報われるのです。
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投稿者 yasu : 12:43 AM
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May 23, 2006
北海道理美専門学校のHP
我母校であります、北海道理容美容専門学校のHPのトップページ見て下さい♪
http://h-ribi.ac.jp/main.html
僕が講義しに行った時の様子が紹介されています♪
もう、卒業生冥利に尽きますねぇ~。皆さんにお話しできるチャンスを与えてくれた先生方に感謝したします。どうも有り難うございました。
また呼んでくれるのかなぁ?「もう来なくて良い!」なんて言われないよね・・・?(笑)
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投稿者 yasu : 10:26 PM
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April 24, 2006
北海道理美容専門学校 理容科
美容科の後に、理容科のクラスでお話し&レディースカットのデモストレーションをさせて頂きました。ここは一年生のクラス、まだ最近入学したばっかりで、まだ始まったばかりのピカピカでした。
デモがメインだったので、お話しは美容科で話した半分もできませんでしたが、理容と美容の垣根が低くなってきている、理も美も関係なくなってきていると言う現状、そして日本の仕事をしっかり見につければ世界で通用するという事もお話ししてきました。

理のクラスでも、先生のリクエストはレディースカットですからね・・・
日本も欧米のように、理と美が上手に融合されていけば、もっともっと良い物が生まれるのではないかなって思います。
たま~に、人形の頭をカットすると、逆に難しかったりするんですねぇ~(笑) 人間の髪の方が簡単じゃんって思いながらデモしてました(笑)

なんか、美容科の先生もカメラもって写真撮ってましたねぇ~。その時、僕の頭の中は、話をする事と同時に作品を創る事で120%のフル回転でした。でも、楽しく講義ができましたよ~。皆も真剣に見てくれましたしね。
理美容専門学校の先生、そして生徒さん、どうも有り難うございました。<(_ _)>
また呼んで下さいね~♪来年もお目にかかれるように僕も頑張ります。
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投稿者 yasu : 11:08 AM
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April 23, 2006
北海道理美容専門学校 美容科
はい、恒例になりました母校での講義。
1時間以上に渡ってお話しさせて頂きました。

内容は
・日本の技術と欧米の技術の違い
・アジア人の髪質と西洋人の髪質の違い
・髪質の違いによる理論の違い
・海外に出るため必要なものとは?
・どうやって僕が豪州人に囲まれて仕事してるか
・目標をみつけ、夢を描いて、努力をしていく
・英語の取得方法
など等でしたね~。
生徒さんは2年生だったのもあり、真剣な眼差しで聞いてくれましたね~。
全部で200人近くいたのかなぁ?150人くらい???
時間が余ったので、壇上からみなさんの写真を撮らせて頂きました(笑) (何してんだか→俺ってば(笑))

その後の休み時間も、ぐるっと教室内を回って個別に質問を受け付け、悩み相談なんかもしてきました。(いいから早く帰れってね(笑))。


生徒さんは全員感想文提出だそうで、どう思ってくれたのか僕も気になる、感想文読みたかったなぁ~。
立派な美容師さんになってくれることを祈っております。
また来年、生徒さんにお会いできる日を楽しみにしております♪
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投稿者 yasu : 10:46 AM
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February 07, 2006
カラーリングの乳化
「いつもよりプロフェッショナルな題材でいこうかなぁ~」
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なんて思ってるところに良いタイミングで広島県の美容師さんから「カラーリングの乳化」についてコメント頂きましたので、早速、飛びつくようにネタにさせて頂きます(笑) ひらたさんありがとうです♪
カラーには、白髪染めとオシャレ染めの二種類がありますが、西側では一まとめに「パーマネント・カラー」としています。白髪のある人のためのカラーというカテゴリーは作らず、あくまでもファッションのカラーをする時に白髪のある人には、カラーリストがちょっと工夫をするだけで、「白髪染めして下さい」とか「白髪染めしましょう」なんて殆んど言わない。オシャレはオシャレ、白髪が有る無いでメニューは決めません。
話を元に戻して、日本での白髪染めの場合、けっこう暗い色を使います。暗くなればなるほどカラー剤の中に入っている色素が濃く(多く)なっていきます。白髪を隠したいのだから地肌にもベッタリとつけなくては隠れてくれません、その皮膚にベッタリと塗布した時、シャンプーしただけでは生え際などは特に黒く線が付いたり、肌まで真っ黒状態になります。でもオシャレ染めの場合は明るい色を使うので色素量も少なく、塗布する時に地肌には薄く付くように、ベッタリ皮膚に乗っかるようには塗布しませんね~、伸びてきたときに黒と明るい色の境い目がクッキリとラインが付いてしまうのを防ぐため、毛穴ギリギリのところでボカシ塗りをします、それ様のハケも売ってるくらいですしね(笑)
そこで、カラーを塗布して皮膚にベッタリ付いて、それをシャンプーしても色が地肌に残ったりします。それを溶かして浮き立たせながら取り除くのを「乳化する」っていいます。僕の意見ではお湯だけでは無理ですし、お湯の温度は関係ありません。どちらかと言えば、もっと化学的な発想で落します。
まず、使用するのは、「それに使ったカラー剤」。分かりやすく言うと、お客さんのご希望に合わせたカラー剤をミックスしますよね。その時、少し多めに作っておきます。そうですねぇ~15gくらい多めに(余るように)作ります。塗布が終わったら、その残ったカラー剤は残して起きます。洗っちゃ駄目!そして洗い流す時間が来てシャンプーのブースにお客さんを寝かしたら、その余ったカラー剤にシャンプーを少量足して混ぜます。それを乳化剤にするのが一番効果あると思います。生え際から手でマッサージするように、ゴシゴシ擦っては駄目、化学の力でする仕事は力は要りません。
理由は・・・汚れを取り除く洗剤と同じ原理です。専門学校の香粧品化学の教科書にのってるアレです。今回のケースは汚れではなく肌に付いてしまったカラー剤。そのカラー剤を浮き出し取り除くのに、溶け合い&混ざり合いやすいものって、「それに使ったカラー剤」、話せば分子構造やら難しくなるので省いて(笑) 肌に付いたカラー剤とそれに使って余ったカラー剤、そしてシャンプー剤をミックスするのが一番の早道でしょう。もちろん生え際、耳の上、ネープ、分け目と渦巻きを重点的にマッサージして浮き立たせて流します。それからシャンプーをもう一度すれば、比較的 楽チンにできます。
それでも取りにくいですよねぇ~。あとはカラーのリムーバーを使うしかないですねぇ~、あれはアルコールが主成分だから肌の弱い人には気をつけないとね。
いずれにしても、力は要りません。化学の力で落すので、メイク落としのような感じでマッサージしながら落としましょう♪
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投稿者 yasu : 11:30 PM
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January 30, 2006
まつげくるん♪
前から欲しかったホットビューラー、注文しちゃいました(笑)
いやいや、僕が自分で使うのではない(笑) 仕事で使うんですぅ~
ダブルアクション方式で、二段式になっていて、根元用パッド&毛先用パッドの二つのヒーターパッドで綺麗でかわいいパッチリまつ毛を作りましょう!という優れもの。ただ定価が5000円近くしていたので手が届かなかったのですが、ネットサーフィンをしていて2500円で売っていたのを見つけて、思わず申し込んでしまいました♪

海外発送はしないみたいなので、札幌の実家に届くようにしてもらい、次の荷物発送の時に一緒に送って貰います。これで短時間でまつ毛がくるんです(笑) いつも時間が無いから、まっ、この辺でいいっか~って妥協していたからねぇ~(おいおい)
メイクも勉強しなくちゃいけないし、カメラも勉強してと・・・。でも普通に理美容師やってるよりは、絶対に楽しいし感性も広がるし面白いです♪
そろそろマスカラも買わないといけない頃だし、アイシャドーの色も欲しいなぁ~。お薦めのがありましたら情報提供下さい。日本の情報に餓えてますんで。
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投稿者 yasu : 10:54 PM
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January 17, 2006
中間水洗い。
そろそろ、美容師らしいコメントでも載せないと、ブログの名前負けしてしまうんで(笑)
という事で、今回はパーマの薬液処理についてです。誰もがパーマは一度くらいかけた事はあるのではと思いますが、僕が昔から疑問に思っていた事が解決されたので報告したいなと思います。
パーマをかけるとき、ロッドを巻いてから直ぐに一度目の薬(一液)をつけますね。その後、キャップをかぶせて余計な空気(酸素)が入らないようにします。加温する場合、しない場合がありますが、10分くらい時間置きますますね。そして軟化チェックをします。一液がきちんと髪の毛の結合を切り離しているのかテストします。
ここからが昔と今の違いなのですが・・・・
一液がキチンと作用されていると確認できたら、酸性リンスを霧吹きに入れてシュッ・シュッと噴きかけ、1~2分後に、二度目の薬を付けてました。2液は5分+5分だったり、7分+7分だったり、髪質と過去のデーターに合わせて変えてました。その後ロッドを全て外してお湯ですすいでコンディショナーをつけたりトリートメントをしたり・・・これが一般の普通のパーマの薬液処理の手順でした。
しかし、最近の日本の業界誌(科学・化学・理論を中心とした研究本)を見ていると、一液と二液の間に、ロッドを付けたままお湯ですすぎ洗いをして、完全に一液の成分を洗い落してから、二液を塗布したほうが、お客さんが家に帰ってからの「持ち」が違うという実験結果が写真付きで出ていたのだ。これは特に髪が猫毛で腰の無い髪質や、傷んでパーマが掛かりにくい毛質に効果てき面で、一週間後には殆んどパーマのカールがダレて落ちてしまうのに対し、中間水洗いをすれば一週間後でも変わらずカールがキープできると言う実験結果なのだ。
僕も日本で14年間もお客様にパーマをかけてきて、中間水洗いをした事は一度も無かった。ロッドを頭に付けたままシャンプーブースですすぐなんて、生え際に巻いたロッドはつって痛いじゃん!なんて思っていたし、何よりも中間水洗いしなくても、きちんとパーマはかかっていたからである。
豪州のヘアードレッサーの学校でビックリしたのは、授業では必ず中間水洗いをするので、これは絶対にしなくてはならない事である。どんな事があっても絶対で例外は無い。そこで僕は疑問に思い、日本パーマネントウェーブ液協業組合を調べた。この組合は、日本で美容師向けに販売されているパーマ液のメーカーの殆んどが加入してる大きな組織である。ここでも、やはり必ず中間水洗いはするべきと謳ってます。
しかしながら、中間水洗いをしているサロンは聞いたことがないので、インターネットで無造作に調べた日本全国の美容室のオーナーに質問メールを送りました。
「海外の理美容専門学校では、100%必ず中間水洗いはする事と教えてます。僕が日本で働いていたサロンでは、水洗いするところは皆無でした。そこで貴方様のサロンでは中間水洗いをしてますか?日本パーマ液工業組合でも水洗いはする事とうたってますが、どうされてるでしょうか?」と。
そしたら、数件のサロンの全てが「酸リンスを吹きかけてるので中間水洗いは必要ないと思っています」との答え。それじゃ、いったい何が正しくて何が間違い??って思ってました。
確かに、お客さんの頭にロッドが付いたままバックシャンで濯ぐというのは得策ではありませんし、水洗いをしなくてもパーマが掛かるので、いいじゃん!と思ってましたが・・・。
ブリスベンで、パーマをかけると落ちるのが早いし、カラーも色落ちが早い・・・と感じてました。紫外線が強い、海やプールに行く人が多い、水質が日本と違う、シャンプーも内容成分が日本と違う・・・などの理由からだと思います。
それでは、それらの原因に打ち勝つためにはどうすれば良いかと思って、調べて専門書も取り寄せ、自分の嫁さんの髪で実験して(笑) それで出た結果が
中間水洗いは必要!
但し、例外もあります。チオ100%で硬い髪にしっかりとかかってしまう髪(昔のおばちゃんパーマやおじさんパーマには、中間水洗いは省いたほうが、一週間後に収まりが良くなる場合もあるので、経験と勘も必要ですが、中間水洗いは99%必要というのが僕の出した結論です。
※へぇ~ロッドを付けたまま、水洗いするなんてビックリ!と言う方はクリック→人気blogランキング
※けっこう日本の美容師さんも適当だったりするのね!なんて方は、こちら美容師jobランキング
一般の方の意見もお聞かせ下さい。「パーマの一液と二液の間に、頭の上にロッドを乗せたままお湯で濯ぐなんて、違和感がある」、「きちんと正しい使い方をしてくれて、きちんとパーマが長持ちするなら、中間水洗いでも何でもOK」などなど。コメントは誰でもできますので、宜しくね♪
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投稿者 yasu : 11:00 PM
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January 14, 2006
しんびよう
業界誌の中で、しんびよう出版社の「Shinbiyo」というのがありまして。
業界人で、これを読んだことの無い人は「モグリ」でしょう!ってくらい有名。日本の美容師さんであれば、誰もが一度は、これを見ながら研究したり勉強したり、いつも最新情報を入手するために活用しております。
その「Shinbiyo」の2月号に、僕の事が掲載されました。

この中の、「海外情報~We are the Japanese hairdressers!」というコーナーがありまして、こんな感じでのりました・・・・

想像してたのは、写真も何枚か載って、大きく載るのかと思ってたのですが(笑) 白黒で4分の1ページ枠だった…(苦笑)、まっこの業界誌に載るというのは名誉な事なので贅沢はあかん!原稿はたくさん送ったのに、写真も結構送っただけど、殆んどボツでした(笑)
もしも見る機会のある人は、是非ともご覧下さい。
※私は業界人さ♪2月号見てみるねぇ~って方はクリックしてね→美容師ジョブランキング
※あ~ぁ、業界人じゃないから、その雑誌は手に入れる事できないよって方はこちらをクリック→人気blogランキング
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投稿者 yasu : 11:31 PM
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November 20, 2005
隠れメニュー (其の二)
今、日本で流行っているらしい?「レディース・シェービング」
女性もお顔剃りをすると肌がツルツル・スベスベ、お化粧の乗りも全然違うんです。
そして、結婚式をあげる一週間前には、花嫁さんはお顔剃り、襟剃り、胸元までを剃るんですね~。これは西洋文化には無い慣習。
日曜日の午前中、僕のお客さんのMさんが結婚するとの事、それで「ブライダル・シェービング」を特別に御奉仕♪ めでたいもんねぇ~。

実は、日本にいた時に・・・
女性のお顔剃り、もちろん花嫁さんのお顔剃りもしていたんです。エステの講習も受けて(終了証明書はどこかへいってしまったが)、タカラベルモントさんが開いていたフェイシャル・エステを受けてました。なので女性シェーブ+簡単エステもしていて、当時の料金で4000円くらいはチャージ取ってましたねぇ~。
一度、この顔剃り&エステを経験してしまった女性達は、肌のツルツル・スベスベ感が忘れられなくなり、また数ヵ月後にリピートして頂いてました。その日本でしかできない技術も、是非ともブリスベンに住んでいる女性達へ・・・という事で隠れメニューとして行っているんです。
一応、僕は男なので、お客さんと二人っきりにならないシチュエーションを作って頂いてます(笑) さすがに一対一では照れるので、彼氏同伴で来ていただくとか、友達と一緒に来てもらうとか、僕が出張して行くなど等・・・。
うちで行う時は、リラクゼーション・ミュージックを静かに流して、お香を焚いて、安眠の世界へ導きます(笑)
まだ顔剃りをしたことの無い女性へ、ちょっとしたQ&Aをご紹介・・・(僕とMさんとのメールのやり取りを参考にさせて頂きました)
Q 1.肌が人よりかなり弱いのですが、大丈夫でしょうか?
A 予め、肌が弱いと分かっていれば、それに合わせた方法で顔を剃って行きます。カミソリ負けをしないように、顔を剃る前に石鹸で顔全体に塗布し、蒸しタオルで顔全体を蒸して、産毛を全部柔らかくし、細菌を石鹸の弱アルカリ性で殺してしまうという方法です。肌が弱い人の場合は乳液やローションでかぶれる場合もありますので、普段お使いの乳液や化粧水を持参して頂ければよいかと思います。
Q 2.切れてしまう事はけっこうあるのですか?
A 殆んど切ることはありません。例えば目に見えない小さなイボやニキビ、吹き出物のように突出しているものにカミソリが触れてしまい傷をつけてしまうことはありますが、剃る前にきちんと確認をしながら剃っていきますし、本人が気がついていれば予め教えて下さい。なので施術をするのは昼間の明るい時じゃないとできません。豪州の家の中の照明は暗いですから、夜だと厳しいかと思います。あと、僕がカミソリを動かしている時は、呼吸してません。息を吸い込むと絶対に手がブレるんですね。コンマ・ミリのズレも許されない、究極な技術だと自負してます。
Q 3.前後に美顔のエステの予定を入れたいのですが、 顔剃りの後と前ではどちらだと大丈夫ですか?
A 美顔をするのでしたら、顔そりの後が宜しいかと思います。というのは顔そり時には皮膚の表面の脂分も取ってしまいます。そのオイル分を補うのと、顔の表面の産毛が無くなったところでマッサージをしたほうが毛穴も開き、お掃除するのもきれいに毛穴の汚れが取れますし、化粧品の浸透もよくなります。そこで美顔をして皮膚の表面も整え、リンパの流れもよくしてあげて、皮膚も透明感がでてキレイになります。(僕が顔を剃った後はベビーオイルでエステのような美顔もサービスでしています、一応、日本にいたときはエステの講習も受けて、お客さんにも顔そりと簡単エステというメニューで提供させて頂いてました。)
顔剃りが終わったMさん。「これは、はまりますねぇ~」「すっかり眠ってしまいました~」と嬉しいコメント♪ オージーの旦那さんも「赤ちゃんの肌みたいだ!」って驚きでした。
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投稿者 yasu : 10:25 PM
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October 29, 2005
海外で働くために・・・
うちのサロンに、約一ヶ月に一人の割合で「日本で経験のある美容師」が連絡して来ます。ワーホリ・ビザだったり、学生ビザだったりで働けるビザは持っているのだけど、最重要課題がクリアされてないがために採用には程遠くなってしまってます。
うちのサロンは、僕以外は全員ネイティブ・イングリッシュ・スピーカーです。第一関門は英語力、スタッフ同士で意思の疎通ができないと働けません。その前にボスとインタビューができる英語力、もっと前に英文の履歴書を書くのは最低限度必要でしょう。
なので、最重要課題というのは「英語」です。語学学校の先生の英語が聞き取れると言っても、それは違います。学校の先生の英語は、恐ろしいくらいゆっくり&はっきり喋ってくれてます。そんなふうに話す人は、そうそういないでしょう。みんな容赦なくガーって喋ってきますし、オージー訛りも結構きついですから(笑)
海外で英語人と仕事するためには、英語は必須です。仕事できないのなら僕が教えればよいのですが、英語は教える事できません。僕が教えて欲しいくらいですから~(笑)
そして、次に。もし英語力があって、日本で7年とか10年の経験があったとします。しかしオーストラリアでの資格がなくては見習い扱いされてしまうので時給は6ドルからのスタートです(約480円) まっオーナーが日本人であれば、それなりの給料はもらえます。
時給制がイヤだったら、歩合制で頑張ればよいでしょう。しかし誰もお客さんはあなたの事をしらないわけですから、一週間働いて誰も指名してくれなければ給料はゼロです。それならまだ時給6ドルの方がサロン内にいるだけでもらえるのですからゼロよりはマシでしょう。
僕も最初はエージェントや日本人の集まる掲示板に張り紙を貼って宣伝しました。コツコツと集客活動をしてお客さんを集めていったのです。そして広告費だって自分で支払っています、なので僕の所に来て頂いたお客様は大切な「僕の」おきゃくさんであり「店の」おきゃくさんでは無いのです。そこへ、ヒョッコリ現れた美容師さんが、他のスタッフを指名して来たお客さんを横取りすることなんてできないでしょう。そしてパーマの薬やカラー剤、僕が判断して日本の薬剤でなければ無理というものは僕が個人的に仕入れています。パーマのロッドだって、縮毛矯正のアイロンだってです。まさかそれを使う事はできないでしょう。
まさしく海外は個人主義。自分のために、自分が努力して、自分のところに返ってくる。日本の多くのサロンのように「お店の」お客様をこなしていき月給を店から頂くという感覚とは違って、自分との戦いなのである。
だから僕のお客様は、僕がコツコツ数年に渡って集めた、大切なお客様なのである。
そういう現実をふまえて考えると、海外で働く最初の1~2年は大変である。
でなければ、日本のサロンと同じように経営をしている日本人経営者の下で、日本と同じように働くことであろう。オージーのサロンでも安い料金でやってるところはコミッション制でないところもあるが、高級店になってくれば、技術者個人の実力がものを言う世界なのだ。
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投稿者 yasu : 11:07 PM
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October 16, 2005
注意!違法営業美容師さん
昨日は、ワーホリさんへ「危ないよ~」のメッセージを送ったので(ワーホリに限らないですね)、今回は時々見かける「危険な宣伝」に対してを同業者の美容師さんへ。。。
よく留学エージェントの掲示板、時にはビックリ!新聞広告にまで出している違法営業の美容師さんをみかけます。
「自宅でカットします$20、出張もいたします」なんて張り紙を目にした事はないでしょうか? 時々フリーペーパーにも載せている勇気のある美容師さんも目にします(笑)
僕はこんなことをして、海外生活捨てたくないですからねぇ~(苦笑)
何がいったい違法なのかというと・・・
まずは、無許可営業。 豪州でもきちんと営業をスタートする前にサロンとして適しているか審査します。サロンスペースの中に手を洗う消毒スペースはあるか、照明や換気は基準に達してるか・・・など等。全く日本と同じです、日本も理容師美容師法というのがあり、開業前には厚生省の定める基準に合ってないと営業はできません。
そして脱税。きちんと売り上げを帳簿に付けて経費等も記載して申告しなくてはなりません。っていうか、無許可営業をしているので堂々と収入を申告するアホもいないでしょう(笑)
以上の事柄は、ビザがあるとか無いとか以前にオーストラリア人がやっても違法で罰金刑は確実、悪質なら刑務所へ収監って事も有り得ます。
そんな事とは知らずに、学生ビザ保持者は週20時間以内の労働許可が認められるし、ワーホリは週の労働時間に制約はないにしても、同じ場所で3ヶ月以内は働く事が良いとされているからと言って、だからって違法行為で週に20時間とか、3ヶ月とか働いてよいとは誰も言っていません。
それを堂々と宣伝をしてるという事は・・・「私はここで違法行為、無許可営業&脱税をしてるんですよ~~~みなさぁ~ん!」って宣伝してるようなものです(笑) フリーペーパーに載せてる出版社側も責任は無いにしても気をつけないと違法行為に加担していると取られても仕方がありません(←この件に関しては専門の法律事務所へご相談下さい)
僕はその手の広告をみながら「こいつらすげぇ~、人生かけてる。俺は海外に来てまで前科モノにはなりたくないよ~」って思ってたけどね~。
なので、友人や知人を相手に、こっそりとカットすれば良いのです。掲示板に貼るなんてとんでもないっす。それこそイミグレの密告ラインに、その張り紙をファックス流されたら強制送還です・・・・・。証拠残ってますからねぇ~手書きで「20ドルでカットします~」なんて・・・(汗;
せっかくの楽しい豪州生活が、ちょっとした知識のなさで悲しい結末になる事だってあるんです。豪州には豪州の法律があります、きちんとそれを守って行動しないと大変な事になってしまいます。
僕も違法行為に加担するような事は言ってはいけないのですが、宣伝をしないで友達の髪をこっそりカットして$20くらい頂いちゃえばよいのです、それが口コミで広がって・・・というのであれば、まだ可愛いものです。同じ日本人が、しかも同業者の理美容師さんが捕まって強制送還というのは悲しいことです、気をつけましょう!
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投稿者 yasu : 02:45 PM
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October 14, 2005
注意!違法就労ワーホリさん。
ワーキング・ホリデー・ビザでは、同じ雇用主のところで3ヶ月以上働いてはいけません。見つかると強制送還、5年や10年は豪州へは戻って来れません、観光もできません。
それは、豪州で生活している人は殆んど知っていますよね。まっバレないし3ヶ月以上働いても大丈夫!なんて思っている人がいたら気をつけないといけません。
お客さんからの情報なので絶対とは言えませんが、3ヶ月以上働いているワーホリの人を見つけて、移民局にレポートすると懸賞金のようなものが貰えるという話。アメリカに住んでいた時にも、そんな話を聞いたことがあったのですが、豪州でもあるんだって思った。もちろんガセネタかもしれないけれど、イミグレのHPで情報検索して裏を取ってからBlogに載せればよいのだけど、時間がなくて・・・。でも3ヶ月以上働いている人がいたら用心に越したことはありません。強制送還になってからじゃ遅いです。
例えば・・・
ある、美容室に髪を切りにいきました。そこの美容師さんはワーホリで豪州へ来て日本人経営のサロンで働いていました(まっ色々とビザの事やら話題になりますからねぇ~)。そしてそのお客さんが3ヵ月後に、またそのサロンに行ったら、同じワーホリの美容師さんが働いているではないですかぁ~。それで、もしそのお客さん(またはそれを聞いたお客さんの友人など)が移民局にレポートを提出して、「○○美容室の△△さんは、ワーホリなのに3ヶ月以上も同じ店で働いています」なんて言ったら。。。。
情報提供者には数千ドルの報奨金が、働いていた美容師さんは強制送還、もう豪州には戻って来れません、永住権申請は一生できないでしょうし、他の国の永住権や長期滞在ビザも無理だと思ったほうがよい・・・。なので気をつけて下さいね。
で、その僕のお客さんの、○×さんの話では、密告をして生活費を稼いでいる日本人がいるとかって(笑) おいおい本当か??って思ったけど、アメリカであったので、豪州でもありえそう・・・・。
もし、そっち関係に詳しい方がおりましたら情報提供お待ちしております。
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投稿者 yasu : 11:18 PM
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October 04, 2005
私の髪って粗末なもの?
「私の髪って、そんな粗末なものなのかしら・・・って思ってしまった」
「クシがガリガリ耳にあたるし、ガリガリ地肌をとかす」
「痛いんですって言いたくても言えない」
これらの言葉を聞いて、プロである理・美容師さん達はどう思うでしょうか?技術やテクニック、ファッションばかりを追いかけてしまい、一番大切な何かを忘れているのでは無いでしょうか?
こないだ来て頂いた、まだ高校生の女の子、僕がカットしている最中に 「ヤスさんって凄く丁寧に、やさしく髪の毛を触るんですねぇ~」ってから始まった、上の3行の叫びは、普通の一般のお客さんの声である。その子が日本にいた時の美容師さんの髪の毛の扱い方の話になった・・・・。
ついこないだも、コメントを頂いたメグさん「昔、クシで思い切り耳を引っ掛けられてから美容室は苦手になった・・・」と爪を伸ばす美容師は是か非かと話題になったばかり。
技術的な観点から言えば、クシの歯はキチンと地肌に当たり髪の根元から梳かしてからカットしないと正確なカットはできない・・・。これは正しいのです。100点です。しかし、誰もお客さんが痛みを感じるほど、ガリガリ引っ掻きながらも根元からクシを梳かして、耳の位置も無視して髪の毛優先でガリガリ梳かせとは言っていない。
僕が美容師を育てるとき、後輩指導にあたる時、必ずする事があるんです。どうすれば不快感を与えるか、何をされたらお客さんは嫌がるのかを体験してもらう・・・・。まず椅子に座らせて、僕がクシを持って、ガリガリ頭皮を梳かし、ガンガン耳にクシを当ててあげるんです。どれだけお客さんは痛いのかを感じ取ってもらいます。体罰ではありません、実践練習である。
首に巻いてあるタオルがキツイとどんな感じなのかも巻いてあげるし、シャンプー時に爪を立てればどれだけ痛いかも体験してもらう。人間と言うのは、自分がされた時に初めて分かったりするのである。
僕が日本に住んでいたときに良くやっていたことが、お客さんのふりをして他のサロンに髪を切りに行くのである。安い店ではなく、高級店でもない、そこそこ3500円~4000円くらいのサロンである。別に偵察とかスパイとかではない、自分がお客さんの視線に立ったときに初めて見えるものがある、いつも美容師側に立っていると毎日の事なので見えなくなっている事も、時々お客さん側になると180度違った世界が広がって見える。
5000円払うテクニックやニュースタイルの講習会も大切だけど、これはまた違った意味で価値のある勉強方法である。
「何をされたら自分は不快に思うか・・・」 クロスのかけ方、タオルの巻き方、シャンプーの洗い方、すすぎ方。クシの当たり具合、ドライヤーのかけ方、化粧品販売の勧めかた・・・・お客さんの立場になった時、テクニックなんてどうでも良いのである。髪の毛の引き出す角度が45度だの、アップステムだの、お客さんは分からないのです。結果的に自分の思うような髪形になり、手入れが楽にできて、持ちが良いのであれば最高であり、1時間4000円を払っている、その1時間という時間に不快感を与えずにリラックスして頂けるのか・・・。
そういう最低限、美容師以前の問題として優しさと思いやりを持てて、次に技術的なステムの角度や、正確なカットライン、必要最低限の削ぎ&梳き・・・。
もう一度、理・美容師としてテクニックを求める前に、人として大切な何かを考えていければ素敵な事かなって。理美容師だけではない、全ての職業に当てはまることだと思う。
そんな僕も、完璧にはできない、まだまだ修行中である。理・美容師と名乗っている以上は一生勉強、向上心を失った時、僕は鋏を置くときだと思ってる。
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投稿者 yasu : 08:41 PM
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September 22, 2005
押し付ける美容師?
もう、本当にごめんなさい<(_ _)>
僕が6月に帰国していた時に、髪を切りたくて他所のサロンへ行って変になってしまったというお客さんが何人もいて・・・ひどい場合は伸びるのを、もっともっと我慢して頂いて徐々に戻していくしかないんですね。
今日は、ちょっと理美容師さんに問題提起してみたいと思います。
今日来て頂いた僕のお客さん。某エージェントで働くK子さん・・・。6月にGCのホテルのとこにある日本人サロン、そこの若い美容師さんにカットしてもらったそうで、日本から短期で働く美容師さん。
若い美容師さん(経験年数5~10)に有りがちなミス。それは勝手に流行を押し付けてしまい、お客さんの好み、髪質、顔形、体系、職業、生活・・・・たかがカットだけど考えなくてはならない重要な事がたくさんある。それを流行だからの一言で自分のカットを押し付けては取り返しのつかないことになる。
よく聞くのだ後輩ちゃん&後輩君!まっこれは僕の経験、僕の考え方なので違う考えがあるのは、それはそれでよい。一つの参考として聞いて欲しい。
1、その髪型は、そのお客さんが好きなのか嫌いなのか・・・そのお客さんが店に入ってきた瞬間に、そのお客さんの髪型をみれば傾向が把握できる。
2、その髪型を創った場合、お客さんが家に帰ってから2~3ヶ月もの間、毎日の手入れがしやすいか大変か・・・髪質(クセがどの程度か、軟いか硬いか)、毛流の流れと渦巻きの位置、
3、それから顔の形や背の高さ、肩幅の広さ等で、その髪型から似合うようにアレンジするのがプロの仕事。
で、今日のお客さんのK子さんの髪質データーを見てみよう。
まず特質なのは、髪が細くウェーブがかかって西洋人のような毛質と言うこと、それにくわえて毛量は少ない、凄く柔らかくて外人さんのような毛質。他人からみたらフワフワ柔らかく可愛い毛質なのだけど、本人はストレートに毎朝ブローしている。
以上の情報から考えて、ある程度重みを残したほうがスタイル的に落ち着く、ある程度長さを残したほうが毎朝のブローがし易く天然のウェーブも伸ばしやすい。軽くするのに削いでも良いが、重いところを残すようにバランスを考えて削がないといけない。
ところが~~~
そのGCの若い美容師さん。「今、日本で流行ってる」という理由だけで、以上のデーターを全て無視。もし僕の部下なら夜中まで居残り&説教である、というか僕の部下ならそんな仕事をする前に教育してあるが(笑)
どんな風になったかというと
マッシュ風ウルフカットのようなスタイル・・・。お客さんの心の叫びは「そんなに梳(す)いたら大変な事になるよ~(涙) えぇ~まだ梳いちゃうの??」だったはず。でもお客さんとは言えないものである←これ重要。
下は梳きすぎペラペラ→タダでさえ毛量の少ない気質、量を多く見せたいのだから、きちんと重い部分も残して、最低限度(パッツン・ワンレン)にならない程度の梳きで十分
上はバッサリ短く切ってしまい、さらにガンガン梳いたため毛先は跳ね放題、自分でブローはできないからクリクリ頭で出勤しなくてはならず、みんなからパーマかけたの?って言われ最悪・・・(涙)
その若い美容師さんは、おそらく、その髪型が18番だったのだろう。このスタイルなら任せてぇ~だったのだろう。でもね、もっと自分のレパートリーを増やさないと、一つのスタイルだけでは全てのお客さんを満足させることはできない。
そりゃ意地悪してやったのでは無く、良いと思ってカットしたのだろうけど、そのK子さんは3ヶ月後経過した今日の時点でも、あまりの梳き過ぎで元に戻せなく、まだ残り3ヶ月、もしかしたらもっと?半年以上もの間、あなたの「今の流行よカット!」で泣くのである。
そういうお客さんの心の奥の奥までを考えたら・・・・
もっと勉強しなくちゃ。もっと考えないと。もっと練習しないと。
経験年数が18年を超えた僕でさえ、やっているのだから。
それでも、未だかつて自分の仕事に100点満点なんてついたこと無い。
人の髪の毛をさせてもらうという事は、大変な事なのです。
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投稿者 yasu : 11:25 PM
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September 11, 2005
色々な日本人美容師
昨日、日本人美容師という言葉を使ったので、今日はこれを題材にしてみよう。
ブリスベン市とGCには、何人かの日本人美容師さんがいます。皆さん「日本人美容師」と聞いたら何をイメージしますか? 日本でバリバリ働いた経験があり、新しい流行をいつも勉強して、日本人の髪をやらせれば世界一で・・・・。カラーでもパーマでも全てをこなし、相談すれば的確に答えが返ってきて・・・。挙げればキリが無いかも。
しかし、海外にいると日本では想像もしないような「日本人美容師」さんがいます。悪口に取られるとイヤなので、サラッと言いますが・・・。
日本で美容師の経験はなく、日本の技術は習った事が無く。でもオーストラリアの専門学校を卒業してライセンスだけは取ったし、日本語が話せるし日本人なので「日本人美容師」。
豪州に15年以上も住んでいて、15年間の日本の理美容事情は分からず、技術は15年前のままで進んできてしまった「日本人美容師」
日本で5~6年美容師をしていて、完全にスタイリストにはなってないけどカットデビューをした程度で辞めてしまいワーホリで渡豪、経験は少ないけれど取りあえずはできる「日本人美容師」
お客さんは僕の所に来て、これらの美容師さんの事を淡々と愚痴って帰っていきます。まとめると「期待を裏切られた」という事になるでしょうか。それだけお客さんは「日本人美容師」という響きに安心と期待感を持っています。
だからこそ、それを裏切ってはいけないのです。いつも僕が考えているのは、「どうやったらブリスベンで生活しながらも日本の今の技術&スタイルを提供できるか?」です。普通に毎日仕事をこなしているだけでは、どんどん古い昔の美容師さんで終わってしまいます。情報収集と勉強、そして練習が大切。経験年数が10年だろうが20年だろうが関係ない、お客さんの要求に応える為には一生勉強です。
しかし、一通り仕事を身につけてしまえば、流行の変化と言ってもほんの少しのバージョンアップで済みます。コツコツ常に勉強して情報を仕入れていれば、ちょっとの努力でOKなのです。しかし3年や5年も日本の理美容業界から離れて海外で仕事をしてて、気がついたときにはメッチャ大きなバージョンアップをしなくてはなりません。
例えで言えば、Windows 98 からWindows XPにバージョンアップするものです。もう基本的に全然違います。相当の時間を費やさないとXPを使いこなせる事はできないしパソコン自体も古すぎてXPは走らないでしょう。しかし、いつも少しずつバージョンアップを小まめにしていれば、なんて事は無い(笑)どこか少し違うだけ、ポイントだけ抑えればWindows XPからSP2になった程度ならほぼ変化はありません。美容師も全く同じです。
常日頃、どうやって日本の情報を仕入れて新しいスタイルを提供できているか・・・。それは企業秘密です(笑)ホントに知りたい人はメール下さい。同業者の人達と勉強会などをしてブリスベン美容師の技術向上のお手伝いをしても良いと思っております。
数少ないブリスベン市内&GCの「日本人美容師」さん。日本人のお客様の期待と安心を裏切らないように、頑張りましょう! 僕もいつも努力しております。基本はお客さんに喜んでもらえるために・・・・・。
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投稿者 yasu : 08:04 PM
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September 10, 2005
頼むぜぃ日本人美容師
今日のお客さん、市内にある日本人教会で頑張っているYちゃん。笑顔がとっても可愛らしく、その笑顔だけで周りの人が和んでくれる「なごみ系」の女の子。
僕は全然キリスト教とは無関係な人間なのですが、ブリスベンで頑張っている教会関係のスタッフを見ていると、僕も何かお手伝いができたらなぁ~って思い、イベントがある時は時々参加させてもらってます(参加するだけで何もしていないって話も(苦笑))。なのでイベントの時にこのYちゃんとも会ったこともあり、以前にも髪を担当させてもらってました。
それで今日、ショックだったのが・・・
きっと、僕が日本へ帰っていた時だったのだろう、Yちゃんは前髪だけ縮毛矯正をかけにブリスベン市内かGCにある他のサロン(日本人美容師さん)へ行ったのですねぇ~。
その前髪、もうバリバリ・ジリジリと焦げたような肌触り(涙) 「もーかけなければよかったですぅ~」って可哀相・・・(涙)あの事件が無ければ、きっと僕がやってあげれたのに。あぁぁ~残念でならない、ごめんねぇ~(涙)
それで、何でそんなにジリジリ・ゴワゴワな前髪になってしまったのか・・・。完璧に美容師側のミスであろう、原因は二つ
1、薬の時間を置きすぎて、タイムオーバー。
縮毛矯正で難しいのは、薬液の選択。現在ダメージがどの程度で髪質はかかりやすいか太いか細いか、水分を吸収しやすいかどうか、カラー暦はどのくらいで明るさは明るいほどダメージが高い。それから適した薬の選択をしなくてはならない。そして薬の塗る順序、これがけっこう面倒なのだけど新生部の健康な部分から塗り傷みの一番酷いところが最後。。。
そして薬が効いてるか?っていうのは、ウェーブを形成している髪の中のシスティン結合のSS結合という「結合」部分を完全に切り離した時点で薬は効いた!となるので、直ぐに濯がなくてはならない。このタイミングが重要である。こればっかりはマニュアル通りではいかず、経験と勘がモノを言うのである。これをタイムオーバーすると髪は溶けたような状態になってチリチリになってしまいます。
2、アイロン操作の際に、水分を残しすぎてジュージュー音を出しながら行ったか。
薬剤のメーカーによっては少しの水分を残してアイロン操作を行ったほうが効きが良いというとこもある。100%乾いた髪よりは95%くらい乾かした毛の方がかかりが良いと僕も思う。しかし、ジュージューと水分が蒸発するのは濡れすぎで、水分が蒸発する時は沸点に達しているのだから100Cを超えている。180度のアイロンを使っても髪の上を滑らす時は、髪の表面は70度~80度くらいで収まる。しかし濡れていると100度を超える。これでは髪も焦げてしまうというわけ。
最近の縮毛矯正の問題点は低価格競争にあると思う。例えばスタイリストになればカットブローに1時間かけて5千円頂けるとする、4時間で4人こなせて2万円の売り上げ。縮毛矯正は最近は1万円というのもあるしクーポンを持っていけば、それ以下でもできる。そこで普通に考えて見れば、カットを4人4時間かけて2万円の売り上げ。縮毛矯正に4時間かかって1万円の売り上げ。商売で考えればカットのお客さんをやっていた方が良いに決まってる。薬剤の仕入れや手間ひまを考えてれば尚更である。
それで、どうやって採算を合わせるか。カットのできない子、カットでは売り上げを出せないスタッフに縮毛矯正をやらせて採算を合わせようとする。縮毛矯正は簡単そうに見えるけど実は難しい仕事である。髪の見極め、濯ぐ時間のタイミング、SS結合がどの時点で完全に切り離され、タイムオーバーにならない所で濯げるか。
しかし、経験豊富なスタイリストさんだと、最低でもカット4人分以上の料金を頂かないと割り合わない。価格競争真っ只中の日本では、もはや2万円以上の料金を縮毛でチャージするのは難しいであろう。現在、僕が縮毛矯正をすれば300~400ドルは頂いている(約2万4千円~3万2千円) 自腹を切って日本から薬剤を輸入して送料も重たいので馬鹿にならない。カットのお客さん4人やれば240ドルになる、それプラス薬代+送料の計算で料金を頂いている。安いか高いかはお客さん次第ですが、決して安くはないです。なので一つ一つが真剣勝負だし失敗は許されない。
それで、日本人理美容師さんに一言言いたい。「もう少し勉強しようよ」 一ヶ月に100人以上のお客さんをやってるわけだけど、たった一つのミスでも、そのお客さんに取っては信じられない程のショックと落ち込みなのである。一度傷んだ髪は切り落とすまでは無くならない、それを知っているのは僕ら理美容師なのだから。
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投稿者 yasu : 11:55 PM
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September 02, 2005
日豪・仕事の辞め方
仕事を辞めるときって、日本ではどうしてるだろうか・・・。
辞表を書いて提出する。上司に理由をきちんと話し円満退社を願う。辞めると一言電話で済ます。理美容師の場合は業界が狭いので円満退社をした方が絶対に将来のためになる。どこでどう繋がっているかわからない、終いには業界で生きていけなくなってしまう。
海外で働くビザを申請する場合にも過去のオーナー全員に連絡を取って、働いていたという証明書にサインと印鑑を押してもらわなくてはならない。僕はお陰さまで全てのサロンとは円満退社で辞めさせてもらい、現在も良い関係でいられる。
さて、日本と比べると殆んどの事柄が適当な国、オーストラリアで仕事を辞める場合はどうしたら良いのだろうか・・・
半年前になるけれど、うちのサロンPIHairdressingに日本人のアシスタントがいた。日本での理美容師の経験はゼロ、永住権目指してのヘアードレッシング・スクールに通う30歳を過ぎた女性だった。まっ見習いはどこの国でも給料は安く、日本での見習いと変わらないくらい、自給は$6で週に20時間働いていた。最初は給料は無くても良いから仕事を身につけたいと言っていたが・・・。仕事の内容と年齢とを考えれば、どこまで続くのかなぁ~って、それでも見守っていた。
不運な事に、カラー剤によるアレルギーで腕がかぶれて上腕部までに広がってしまったのである。理美容師を始めてから大体半年後くらいからアレルゲンであるジアミンが身体に蓄積されてアレルギー体質の人はドクターストップになり辞めなくてはならない。
それはそれで仕方が無い。問題は店の辞め方である。その子に対してどうのこうのではなく、皆さんに「円満退社」というものを感じて欲しく一石を投じている。
結局、その女性は、アレルギーがひどいので、少し仕事を休ませて欲しいと申し出た。日本語で言えば休職願いだ。休職中でも店のスタッフの一員には変わりない、であるのなら、症状がどうなってるか、復帰の目途はあるのか、週に一度、いや10日に一度でよいからオーナーの所に報告するのが社会での筋というものだろう。ここオーストラリアでも全く同じである。
ところが、その女性は何一つ連絡無しで一ヶ月が過ぎ、二ヶ月が過ぎ・・・。さすがにボスも「それって日本の常識では当たり前なのか?」と言われる始末。彼女にメールを送った、「経過を報告しに来て下さい、辞めるのなら辞める、復帰するのならいつ頃になるのか?」 それで帰ってきた返事が「辞めるとボスに伝えてください」である・・・(汗;
結局3ヶ月が過ぎようとしている今でも、まだ一度もサロンに訪れる事はなく、メールにて「辞めると伝えてください」で終わり・・・。20歳くらいの社会経験の無い子なら説教でもして社会の責任というものを教えてあげるところだが、社会人を経験している30過ぎの大人の女性である・・・。腹も立たず呆れてしまい残念としか言い様がない。
ここ、オーストラリアの理美容業界は日本よりメチャクチャ狭い。こんな感じで仕事を辞めた場合・・・。もし新たな店を見つけて履歴書を送って、PIHairdressingに在籍してましたなんて書いたら、そこのオーナーはうちのサロンに普通に電話をかけてきて働きぶりや問題点を聞いてくる。そうなったら不利になるのは当然である。
僕が感じたのは、日本よりも豪州の方が辞める時にキチンと辞めないと、後々にツケが回ってくるということ。下手すれば同じ業界では生きていけなくなる。
「アシスタントが辞めるそうです」なんて、なぜ僕が報告しなくてはならないのか?そのくらいは自分の足で直接オーナーに会って話しをするのが世界中どこでも筋を通すということである。「彼女は辞めますってメールが来た」ってボスに話した時の驚いた顔、今でも脳裏に焼きついている。
年齢ではない、若い子でもしっかりした子はたくさんいる。辞める時の方が大事である。皆さんは日本でキチンと辞めていますか?終わりよければ全て良しである。
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投稿者 yasu : 11:37 PM
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