そこで必要不可欠なのが探究心と探求心、もう字の如くなので説明するまでもないけど、探究とは「物事の在り方や真相などを深く考えて明らかにする事」。探求とは「あるものを得ようとして探し求める事」。つまり、深く深く考えて、それを探し求めるって事。
つまり、「探求」+「探究」=「研究」 って事なんです。
うちの弟は研究職についていて彼のほうがプロですが、あえて理美容師の僕から言わせてもらえば
研究とは「自分で問題を設定し、自分で解答すること」だと思ってます。どう?あってる?弟よ(笑)
まっ、僕の経験からなんですが、研究をする上で重要なことが二つばかりあります。一つは「どれだけ大切なポイントを押えて疑問点に上げ、自分自身で問題提起をするか。。。」
例を上げてみれば、たかがシャンプー。でもあの先輩がシャンプーをしたらお客さん全員が気持ちいいって大絶賛、シャンプー台でウットリと眠っている。自分もそんな先輩のようになりたい!!!って思ったら・・・・・
まず「なんでだろう?」と思う。先輩の手や腕の動かし方を分析、自分の髪も洗ってもらって指の当たり具合を盗む。それを忘れないように脳ミソにインプットして、家に帰ってから風呂場で自分の髪を洗う時に、力加減を探す。お客のように一緒に寝てはいけない(笑)
どうしても左手が先輩のように動かない。坊主になったマネキンをもらって、家でも練習、バスの中でも自分の膝頭を頭に想定して左手の動く練習。今度は、その先輩に「お願いです、シャンプーさせてください」って頼み込んで、アドバイスをもらう。「そうそれ上手!」って一言でも言われたら、絶対に死んでもそのポイントは忘れない、いや忘れられない。もう24時間シャンプーのことばっかり。他の先輩がシャンプーしているのも、いつも横目でジーっと見てチェック!
リズムはどの程度で、強弱のポイントは・・・、それじゃ髪の薄いお客さんには優しくあらってあげ、汚れているお客さんは痒いだろうから少し長く洗ってあげ・・・・・もう例を上げればきりがない(笑) 実際に僕がインターンの時に行なっていた事である。もし、シャンプーのポイントについて書き上げるとしたら、原稿用紙5枚は必要。今でも「こうしたほうが気持ちいかなぁ?」なんて考えている。
もうお分かりかと思うが、研究において二つ目の重要な事というのは、自分の提起した問題を、「これだぁ!」って発見して問題を解き、答えを脳裏に焼付ける事。
四六時中シャンプーの事で悩んで考え抜いて、これだぁ!って出た答えというのは絶対に忘れない。逆返せば、いつまで経っても覚えられない、上達しないというのは、そこまで真剣に24時間夢の中までシャンプーについて考えてないからだし悩んでいないからだ。悩んで悩んで悩み抜いて、どうしても知りたいって考えて、答えを発見したときの喜びは成長するうえで絶対不可欠。
研究する気持ちの薄い奴は、どんなことをしても薄っぺら。必死になって夢でうなされるくらい頭の中で考えて、実際に身体で覚える。頭と身体が一体になってないと駄目である。
なので、自分で問題提起する時は、いつも上の上を目指して進まないと、簡単な問題を解いた所で感動なんてありゃしない。
研究の仕方を覚えてしまえば、職種が変わっても基本は同じ。問題提起をして、華麗に答えを出し問題を解いていくのだ(成長していくのだ)。それがまた快感に変わる時がくる(笑)
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